伝統のアラビックコーヒー

ドバイはトランジットで立ち寄ったことがありますが、残念ながらコーヒーを飲んでいません。いつかドバイでコーヒーを飲んでみたいと思っているのですが、、。


【以下、T-SITE より一部抜粋】
http://top.tsite.jp/news/table/i/28419395/…
今行くべき熱いコーヒー大国、ドバイ! 伝統のアラビックコーヒーからシングルオリジンコーヒーまで

アラブではお客様のおもてなしに欠かせないコーヒー。浅く炒ったコーヒー豆とカルダモンなどのスパイスと一緒に煮出した、独特の味と香りがするアラビックコーヒーは、アラブ流おもてなしの象徴である。

◯すべてはコーヒーの作法次第?
かつて遊牧民がテントでそうしていたように、現代もアラブ人家庭では、真っ先にアラビックコーヒーで客を迎える。その家の娘がコーヒーを上手に淹れられるかどうか、男性側が味見をして結婚を決める地域や国もまだあると言われている。またアラビックコーヒーは、会社の応接室や宴会の席、ホテルのロビーなどでも振る舞われるがもてなされる方にも作法がある。一番上のカップを人差し指と親指で持ち上げて飲み干し、カップを2,3度揺らして飲み終わりのサインを送る。ちなみにこのコーヒーを断ったり、飲み残したりするのはタブー中のタブー。差し出された友好関係を拒絶しているのと同義で、間違いなく相手の心証を損なう。アラブ人が商談の場で、コーヒーで交渉の感触や相手の力量を推し量っているという話もまんざら大げさな話ではない。ユニークな味のアラビックコーヒー、まずは一気に飲み干すのが賢明だろう。

◯コーヒー消費量湾岸諸国一!
とは言っても、現在一般大衆に好まれているのは普通のコーヒーだ。ショッピングモールや街道沿いに多数の欧米チェーン店や地元の店舗があり、2014年現在国内のカフェの数は4000軒。アラブ首長国連邦が湾岸諸国で最もコーヒーの消費量が多い国という統計もうなずける。

◯ドバイ発シングルオリジンコーヒーも
そんなドバイでイギリス人が起業したのが「コーヒー・プラネット」。より美味しく、社会に貢献するコーヒーを求め、自ら農園で豆を買い付け。ドバイで自社の焙煎マスターとともに、改良を重ねた。納得いく味にようやくたどり着いた時は「まるで石油を掘り当てた気分だった!」と語る。同社は、中南米やアフリカの小規模農園との年間事前契約をし、豆を適正価格で買い付けUTZ認証*を取得。売買だけではなく、農家の収入増加、衛生や生活改善について話し合いや指導をし、相互扶助の関係を築き上げている。豆のルーツと流通経路を知り尽くし、その上で焙煎と袋詰めをすべてドバイの自社内で行うことによって、中間マージンのない、高品質の「シングルオリジン」も適正価格で消費者に届けている。(* UTZ – 持続可能な農業のためのプログラムおよびラベル)

◯カフェラテ?いいえ、キャメラテです
カフェが増え続ける中差別化を図ろうと、地元産キャメル(ラクダ)のミルクを使用したキャメラテやキャメチーノなどのユニークな商品を用意する店舗も登場。ドバイのカフェ市場は、ますます熱くなる一方だ。
生活の西洋化が進む中でも、コーヒーを囲んで友人や家族と語らうひと時と、昔ながらのコーヒー文化を大切にしている中東やドバイの人々。コーヒーはこれからも変わらず、アラブ人の心のよりどころ、おもてなしの象徴としてあり続けるであろう。

…標 交紀氏の講演会「長崎出島・珈琲フォーラム 珈琲事始め」にて、冒頭でサウジアラビアに行った話があります。「…足がすくんじゃうような真っ赤な絨毯の会場に招き入れられて」飲んだコーヒーがコーヒーの味がしない。色を見ると黄色で、あれと思い3杯飲んでもやっぱりコーヒーの味がしない…という話があります。今の知識からすれば上記のホテルで出されるコーヒーはフレーバーを楽しむトルココーヒーのようなもので、標 交紀氏が提供されたのは正真正銘スルタンコーヒーなんですよね。このスルタンコーヒーはコーヒーの外皮を煮出して作るコーヒーの事で、イエメンではギシルコーヒーとして知られています。ギシルは保存に注意が必要です。そして鮮度がある程度必要なコーヒーなのです。我々が飲むコーヒーは種子の部分。これは保存がきき、炒って飲むためにベドウィンにのまれていました。対してギシルは鮮度が命。コーヒーを加工する国以外でギシルを飲むことが出来るという事は、財力があることの証でもあるのです。まさしく「スルタン」=王族のみ飲める珈琲という事なんですね。超VIP待遇だったというわけです。

なかなかこんなコーヒーは飲めません。しかし中東に行った時のコーヒーマナーは心得ておきたいですね。

2016/04/10