ネスプレッソと南スーダン

農作物を生産し、販売するというのは途上国にとって外貨を稼ぐ手段となります。中でもコーヒーは今後の世界消費の側面から伸びていく産業だとは思いますが、、。


【以下、共同通信PRワイヤー より一部抜粋】
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201610055014/
ネスプレッソと南スーダンの農民がコーヒー産業再建で前進

【ローザンヌ(スイス)2016年10月4日PR Newswire=共同通信JBN】南スーダンのコーヒー農民は進行中の紛争にもかかわらず、国内コーヒー産業の再建に向けて前進している。彼らの重労働と献身の結果であるネスプレッソ(Nespresso)限定のGrand Cru SULUJA ti South Sudan(注)は今月後半、新たに5カ国で発売される。これまではフランスだけで販売されていた。ネスプレッソが昨年、フランスでSULUJA ti South Sudanを初めて披露したとき、それは新国家南スーダンから発売された最初のコーヒーであり、石油以外初めての主要輸出品になった。それ以来、ネスプレッソAAAサステイナブル・クオリティ・プログラムを通じて、より多くの南スーダン農民がコーヒー生産に関わるようになり、生産量増大と生活改善を可能にした。

ネスプレッソは非営利機関のTechnoServeとともに2011年、長年にわたる地域紛争でほぼ壊滅状態にあったこの忘れられたコーヒーを復活させる作業を開始した。ネスプレッソとTechnoServeは5年前に南スーダンに入ってから700人以上の農民に働きかけ、最も重要なコーヒー栽培技術と生産基盤の構築を伝授した。彼らは国内最初のコーヒー協同組合5組合の新設を支援し、イェイ地区で湿式ミル6基の建設・運用を手助けした。この作業でこれまでに、農民はより多くのお金を稼ぎ、地域の経済発展に寄与するようになった。イェイ地区における最近の紛争拡散はプログラムに影響を与え、TechnoServeが地元農民のトレーニングを続けることを困難にしている。TechnoServeは局面打開のため、ラジオで週1回作物栽培講座を放送し、農地の世話を続ける多くの農民に手を差し伸べる予定である。

ネスプレッソのジャンマルク・デュボアザン最高経営責任者(CEO)は「南スーダン農民に好ましい影響を与え、国内経済基盤を多様化するコーヒーの可能性を信じている。われわれはコーヒー農民の産業復活支援に強くコミットし続ける。平和と繁栄に寄与する持続的遺産を生み出すことがわれわれの狙いである」とコメントした。新しいコーヒーの発売は、ネスプレッソ、TechnoServeと協力してプロジェクトに今後3年間で318万ドルを投資するという今年初めの米国際開発局(USAID)の発表を受けたものである。この投資は、南スーダンが輸出市場を多様化して、現在は輸出の99%を占める石油依存から脱却し、コーヒー小作農民の世帯収入を増やす役に立つことを目指している。

▽連携した取り組み
TechnoServeのウィリアム・ウォーショーアー社長兼CEOは「南スーダンの農民の生活は長く困難なもので、高品質コーヒーを輸出できると考える者はほとんどいなかった。それにもかかわらず、われわれは農民とともに大きな進歩を遂げ、彼らの技術と知識の積み上げを助け、持続的手法で作物の質と量を改善できるようにした。南スーダンの労働環境は困難で、政府とNGOだけでできるものではない。長期的な経済開発には設備投資が極めて重要であり、ネスプレッソは南スーダンに入って同国への投資を継続することで、偉大なリーダーシップを示した」と語った。

▽特別なコーヒー
SULUJA ti South Sudanはロブスタコーヒーだけでつくられているため、際立つシルキーな質感と乾燥シリアルの強い芳香、わずかなウディノートを伴う。SULUJA ti South Sudanは「水洗式コーヒー」で、農民は長期の熟練プロセスを必要とするが、これがきめ細かくて優しく、スムースなテクスチャーと香りのよい1杯を生み出している。SULUJA ti South Sudanはこのコーヒーが希少なことから、ごく少量がスイス、オランダ、ドイツ、米国、フランス、英国で販売される。

…流石世界の大企業、やる事がデカイですね。「取組み」「支援」「収入増加」確かに現地にとって産業の基盤を整備してもらえるチャンスです。しかしこのインフラはネスレが(当然)独占するためのものと言うのは目に見えていますね。勿論それは出来る企業がやれる事をやっているだけなので、そこに感情は湧かないのですが、どうか独占故の搾取にならないようにと思います。

2016/10/08